
我、蓬萊。天王馨(けい)は、異界の神なり。
目は青く光り、我が民を信用せず、疑い深く、罪を与え罰し、
刻(時間)を操り、時代を操り、我が民を操り、天壌無窮の怖ろしき唯一絶対神である。
我はアブラハムの神の子であり、バラモンの神の子であり、ミトラ・ヴェルナの神の子であり、
天竺では第六天魔王の子であり、中国では東王父と西王母の子であり、
日本では父は素戔之男大神、母は天照大神の間に生まれし子である。
蓬萊では天王馨(けい)であり、蓬萊である。
かくのごとく多くの神々の子となり、今ここに我は神となり、
我が民(テビル・鬼)に姿を現すものである。
常に異界とこの世にふたつの体を持ち、
この世に姿を現した神!
現神(あきつがみ)としての体を持ちつつ、この世の現身(うつしみ)の存在である。
その二重性!不条理こそが神の存在である。
風の姿は見えないけれど、風の存在はわかる。神とはそういうものである。
神の馨(けい)があらわす、この世の二重性を持つ我が民のために、
蓬萊が蓬萊社を建立(けんりつ)するものである。